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亀 (ガードポジション) : ウィキペディア日本語版 | 亀 (ガードポジション)[かめ] 亀(かめ)とは格闘技、特に柔道で多用されるうつ伏せになり脇を閉め顎を引いた状態(グラウンドポジションの一つ)のこと。英語ではタートル・ガード(Turtle guard)と呼ばれる。 == 概要 == 柔道では投げ技で崩され下になった場合の防御法として一般的である。亀の相手を攻めるのはそれなりの技術が必要で、腕が未熟で上になっているからと不用意に脇や腰を抱いたりすると、逆に回転系の動きで相手に抑え込まれることがある。なお上の選手のクロックチョークや腹固め等が極まる寸前で、下の選手が耐えるのはもはや時間の問題という所まで形が出来ていて亀側が決定的な不利な体勢でも、審判がよく知らない技で気付かない場合は短時間ですぐに「待て」がかかることも多い。結果的に現代国際柔道ルールでは「待て」まで耐えるだけなら亀、また攻め手も完全に亀の相手には深追いしない、という風にルールに合わせた動きをする選手が多い。 ブラジリアン柔術ではバックマウントでポイントを取られる恐れがある。 総合格闘技に於いては、後頭部や脊髄への打撃は禁止されていることが多いが、側頭部や背部(脊髄除く)を打撃で攻撃されるため有用性は低い。総合格闘技大会PRIDE.13では亀になった桜庭和志がヴァンダレイ・シウバにサッカーボールキックを喰らいTKO負けをしている。 ただし体重差によっては攻撃を一切禁止している場合もある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「亀 (ガードポジション)」の詳細全文を読む
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